HACCP
HACCP(ハサップ)とは国際的に認められた食品の安全を保証する仕組み(手法) です。
仕組みというだけで、
何か共通で決められた基準はありません。
どのような基準を守っていくかは、
取り扱う品や製造ラインごとに自社で決めていきます。
HACCPは先進国を中心に義務化が進められ、
米国、EUでは義務付け、
カナダ、ブラジル、台湾では一部義務付け、
中国ではHACCP導入が推奨されています。
国際的に認められた食品の安全を保証する仕組みであるHACCP(ハサップ)は
2つの意味を表す言葉をつなげた造語です。
HA・・・Hazard Analysis・・・危害要因分析
CCP・・・Critical Control Point・・・重要(必須)管理点
HA+CCP=HACCP
HACCP 導入のための7原則と12手順
手順1 HACCPチームを編成する
手順2 製品を記述する
手順3 意図される用途を特定する
手順4 フローダイアグラムを構築する
手順5 フローダイアグラムを現場で確認する
手順6 危害分析(Hazard Analysis原則1)を行う
手順7 重要(必須)管理点(CCP)を決定する(原則2)
手順8 CCPの許容限界を設定する(原則3)
手順9 CCPのモニタリング方法を設定する(原則4)
手順10是正措置を設定する(原則5)
手順11 検証方法を設定する(原則6)
手順12記録の維持管理方法を決める(原則7)
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